名も知らぬ草に blog

管理人:草(そう)

・日航機123便から36年 /迷子になる 

2021.8.12 日航ジャンボ機123便から36年とのこと。
1985.8.12 あれは高校一年の夏休み。 たしか、夜のニュース速報で「日航機が行方不明」。
そして夜おそくのニュースで「○○の上空で消息を絶った」。
妹も母ももう眠っていて。 暗い部屋の片隅で。わたしは父と二人でテレビのニュース画面に見入り、
わたし「これ、たいへんなのかな」 父「うん。これは、大変なことだよ……」と、不穏な予感を共有していた。 ひとりではとてもうけとめきれなかった。
翌日は登校日だったから早く寝なければいけないのに、遅い時間まで父とニュースをみていた。
まさかあんなことになるなんて。
なんともいいようがない

 

2021.8.12 朝。プチ遠足。
現地の駅を出て、地図の前で立ちつくす。久々にこの感覚。右も左もわからない。頭まっ白。
通りがかった短髪の中年男性に、あの、○○通りはどちらでしょうか?と尋ねると、○○通りのどこへいきたいの?と言うので、○○です、と答えると、あぁ、こっちですよと指し示されて。
先の信号を、短髪の男性のちょっと後につづいて左に渡ろうとしたら、男性がふり返って「ちがう、右!右! \(^o^)」と大きくゼスチャーするので、右へと渡ってみると、ほどなくして目的地に到着。
正直、乗り換えも、天井からの表示をみながら、どうにかあれしたけれど。次に来たらもうわからないかもしれない。
それにしても親切なひとだったなぁ。ほんとに助かった。 あっ。お礼をいうのを忘れたかも……(反省)

 知らない街に行くたび迷子になる。 そして迷子になるたびに親切なひとたちと出会う。 ただただありがたい。