名も知らぬ草に blog

管理人:草(そう)

・ライヴ /オリーブは、すべる /ちょっぴり迷子 /ビートルズ。夜をぶっとばせ 

 

 

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 ライヴへ。 17:32のバスに乗り、現地には15分前に到着。

 受付を通り、好きな席をきめる。館内は禁煙。喫煙所は外にあるとのこと。 クランベリージュースとオリーブを頼み、外へ出て一服。

 ショータイムまであと一時間もある。持参した本をだして、きょうのライブのチラシをはさみ、ひととき本を読むふり。

 それとなく見渡す。観客の年齢層が高い。もしかしてわたし最年少?? みんなぐっと落ち着いた大人のひと。

 

 

 運ばれてきたオリーブに、小皿と、つまようじが添えてある。食べてみてわかった、種があるんだ。タネをこの小皿に入れるのね。 オリーブ丸ごと食べたのは初めてかも。ふーむ。こんな味なんだ。 ベージュと緑と黒色のオリーブ。
 しかし、オリーブは油をまとっているためか、つるつるすべって、つまようじで刺しにくい。そうだフォークなら、と試みるも、さらに捉えにくい。 じゃあ指でつまんじゃおう。おー。そうか、こうして食べるものかも(^o^)

 

 


 7:30 ショウのはじまり。ステージの上はその方ひとり、椅子に腰かけてアコースティックギターを弾き語り。「まずこれね、すんませんね、」とお酒の水割りらしきものをクイ、クイ、と飲んでから。
 わたしの左手の中年男性が「早く 歌え~!(^o^)」とかけ声、どっと笑い声。 なごやかな雰囲気のなか、冗談も交えながら数曲。
 合間の言葉。 「ちゃんとメシ食うて、寝なあかんで♪(^▽^*)」


 8時半~9時、休憩。

 ライブの後半。ステージにもうひとりの姿。ハーモニカの人らしい。 ときおり観客からかけ声。それに応える木村さん。まるで友だち同士かのような親密さ。 観客のみなさん、ライブ慣れしてるのかな('o')


 お酒の水割りを「おかわり」しながら、ニコニコと歌う木村さん。 何曲かのあと「おそうじオバチャン」 まってましたという空気。会場じゅうの手拍子。

 「胸が痛い」 おぉー。これを聴きたかったの(^^*) 間奏では、身体を二つに折るようにしてギターをかきならす。

 ラストは「嫌んなった」 アンコールは、ケセラ?? 10時、終演。

 


 さて。もんだいは帰り道。 右?左??すでにわからない。 歩いてゆく二人連れの女性のあとをさりげなくついてゆくと、駅ではない建物に入ってしまった。えー。 車も人もあまりなく、ガランとした道にぴゅーぴゅー冷たい冬の夜風。 予想したとおり、迷子だ。

 バスで来たときの記憶と、駅の辺りからのビルを『たしかあれはあっちのほうに見えてた……』と想像しながら歩いて歩いて。 なんとか駅にたどりついた。ふー。


 11時。帰宅。 あぁ、ぶじに帰ってこれた。 小学校の校長先生も言っていた。おうちに帰るまでが遠足です。

 

 


 一服してから、熱いシャワー。 とりあえず小えび天そばをつるり。冷えきった体が温まる。

 


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夜をぶっとばせ  John Lennon -  Whatever Gets You Thru The Night

 Gloria Gaynor - Never Can Say Goodbye (Disco)

 

 

 

 

 

・ファスナー /東京って /荒井由実 生まれた街で 

 

 

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 きのう。病院。先生のおうちのお雑煮はどんなふうですか?と訊いてみた。 そぉね、母親がね、骨を煮込んでたね……と先生。 関西出身だけど、お雑煮はお味噌仕立てではなかったとのこと。

 

 きのうは、その病院のロビーで診察を待っているあいだ、こんなことがあった。診察を終えて帰る80歳くらいのおばあちゃん。上着を羽織り、前身ごろのファスナーをしめようとするのだけど、ファスナーのくちが生地をかんでしまって、上にも下にも動かない。

 「あら、あ…… あら」と困っているおばあちゃんの細い手指はふるえて、おぼつかない。 わたしは『あ。あ、どうしよう……』とオロオロ見ているだけ。 

 すると、その前のソファに腰かけていた夫婦連れらしき60歳代後半の男性がその様子に気付き、さっと立ち上がり、「だいじょうぶですか、」とおばあちゃんに代わってファスナーに取り掛かる。
 「この下のほうから、くってますね」と言いながら、ファスナーのくちの引っ掛かりを解いて、あらためてファスナーをおばあちゃんの首元までとじてあげる。おばあちゃんは恥ずかしそうに微笑んでお礼をいいながら帰っていった。
 わたしはというと、人の温かさにジーーンとなった。


 もし、東京を冷たい街とかコンクリートジャングルだとか感じている人がいたら、ぽそっと言いたい。 東京って。こんなところ。

 

 

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生まれた街で  -  荒井由実

 

 

 

 

 

・懐かしいCM /ダイヤルアップ その向こうは /デリケート 

 

 

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 昨夜は昔のCMを見てから、プチ安全地帯まつり。 玉置浩二の肩パッドは今みても素敵。 


 それから、ダイヤルアップ接続音の動画をみて、何かを心にとめる。
 2000年頃はネットは常時接続ではなく。 夜11時、テレホ(NTTのテレホーダイ)の時間になると、チャットの部屋にみんなが集まってきて、他愛ないおしゃべりが始まるのだった。
 チャット仲間とは基本的にネット上だけのつながりだった。 けれど、そのうちに気付いた。ネット上とはいっても、(ネット回線というか)画面や文字のむこうには、じぶんと同じように嬉しかったり悲しかったり傷ついたりする、生身のひとがいることに。


 ネットは、普通に生活していたらまず知り合うことのないような、遠い地域や違う環境の人たちを知る、ということを可能にした。昔のことを思えばそれは奇跡に近い。

 ときおりダイヤルアップの動画をみるのは、その奇跡的なありがたさ、そしてデリケートさを忘れないようにと思って。

 

 

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CM キリンシーグラム  フォアローゼズブラック 

日本たばこ ミアス・他CM  80年代 

ダイアルアップ接続音  -  dial-up sound 

 

 

 

 

 

 

・ラデツキー行進曲 2012 /ウィーンフィル  ニューイヤーコンサート /ただの手拍子ではなく 

 

 

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 ウィーンフィルニューイヤーコンサートラデツキー行進曲。 やはりこれを聴くと、新年という気がする。 ……ような気がする。 

 ここ数年の同曲をいくつも聴き比べたところ、わたしはこのときの演奏がお気に入り。


 劇場をゆるがすかのような観客の手拍子は、ただの手拍子ではない。 おそらく、世界のすべての人たちの幸福と平和を願ってのもの。 だからこの手拍子に胸うたれるのかも。

 

 

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ラデツキー行進曲 2012  ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート 

 

 

 

 

・宝塚 /ベルサイユのばら /なぜか、の答え /田辺聖子 

 

 

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 先日。友人に会うまえにお化粧品売り場でアイライナーとマスカラをちょっと試し塗りしてから行ったら。「、宝塚?('_')」といわれてガーンとなる。 お化粧ってむずかしいな(+_+)

 

 それでふっとベルばらを想起。

 「ベルサイユのばら」(池田理代子)は、リアルタイムで読んでいた。単行本を買うためのお小遣いがなかったので、図書館の子供室に通って「ベルサイユのばら」を何度も何度も読んだ。


 フェルゼンよりアンドレのほうが好み。ルイ16世(マリー・アントワネットの夫)もいいな。


 マリー・アントワネットがまだ初恋もしらない少女時代にオーストリアからフランスの皇太子へと嫁ぐ(政略結婚)。

 (たしか、オーストリアとフランスとの国境線で)お嫁入りのときに、「ここから先はフランス製のものしか身に着けてはなりません」といわれて、一糸まとわぬ姿にされるのが印象的。 そのときのマリーの驚きと心細さを、まるで自分のことのように感じた。

 


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 なぜかわからないけど、そうなってしまった。というところに、ほんとうの何かがあるような。

 そうせずにはいられない何か。 その辺りが答えになっているのかな。

 でも。真実はまたべつのところにあるような気もする。

 わかるのはきっとあとになってから。 それはそのときどきの気分しだいで変わったりもする。 


 そうだ、田辺聖子の本に(「苦み(ビター)を少々」)こんな言葉があった。
「人生に起こるすべてのできごとは単なる素材にすぎなくて、……(このあと失念^^; )」

 

 

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ベルサイユのばら OP 薔薇は美しく散る 

 

 

 

 

 

・黒豆 /お雑煮 

 

 

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 黒豆は12月30日につくった。お昼の一時に煮はじめて夕方四時に火をとめた。
 今回は黒豆500グラムにたいしてお砂糖(三温糖)を350くらい入れた。 例年より甘めになった。

 

 大みそか。昨夜は11時すぎに年越しそばを食べてすぐにベッドに入り、そのまま寝落ち。

 


 元旦。朝7時半に目覚め。 お雑煮つくりにとりかかる。鶏肉にちょっとだけ血がついていてびっくり。もしかしてニワトリにも赤い血が流れているのかな??('o') 鶏肉は切り身しかみたことないから……。

 

 わたしのお雑煮は東京風。おつゆはすまし汁。具は大根、にんじん、鶏肉。刻んだ三つ葉とゆずを添えて。
 ことしは薄味にした。 おもちを三つ焼いて、おつゆにひたして、はふはふ。 あぁ、このゆずと三つ葉の香り……新年って感じだなぁ。

 

 

 

 

・黒豆 /年末によせて /松任谷由実 

 

 

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 29日夜9時。沸騰して火をとめたお湯に、黒豆をひたす。 あす煮るつもり。
 黒豆の袋の裏に、「豆の硬いうちに砂糖を加えると、それ以上やわらかくなりません。」とあり、計量した砂糖をあわてて引っこめる。ことしは三温糖をつかう。きび砂糖やパルスイートは経験あるけれど。三温糖は初めての試み。 うまくできるかな……。

 

 昨夜。年賀状を書いて、赤いポストの「年賀郵便」のほうに投函。
 

 

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 「名も知らぬ草に」を読んでくださった方々、ありがとうございました。ここまで続けられたのは、訪れてくれる方がいたからです。

 自分や身近な人のために書く日もあれば、読んでいるのかもわからないあなたに向けて書いたこともありました。 このサイトは私だけのものではなく、訪れてくださる人達のものでもあるような気がします。

 心から感謝します。では、よいお年を。

 

 

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Best Audio diva  - A HAPPY NEW YEAR - ※松任谷由実 

  

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 以前のサイト 名も知らぬ草に は、2019年3月に消失します。 長らくのご愛顧をありがとうございました。
 このブログは今後もつづく。 かな? どうかな。

 


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