昨夜は昔のCMを見てから、プチ安全地帯まつり。 玉置浩二の肩パッドは今みても素敵。
それから、ダイヤルアップ接続音の動画をみて、何かを心にとめる。
2000年頃はネットは常時接続ではなく。 夜11時、テレホ(NTTのテレホーダイ)の時間になると、チャットの部屋にみんなが集まってきて、他愛ないおしゃべりが始まるのだった。
チャット仲間とは基本的にネット上だけのつながりだった。 けれど、そのうちに気付いた。ネット上とはいっても、(ネット回線というか)画面や文字のむこうには、じぶんと同じように嬉しかったり悲しかったり傷ついたりする、生身のひとがいることに。
ネットは、普通に生活していたらまず知り合うことのないような、遠い地域や違う環境の人たちを知る、ということを可能にした。昔のことを思えばそれは奇跡に近い。
ときおりダイヤルアップの動画をみるのは、その奇跡的なありがたさ、そしてデリケートさを忘れないようにと思って。
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CM キリンシーグラム フォアローゼズブラック
日本たばこ ミアス・他CM 80年代
ダイアルアップ接続音 - dial-up sound