名も知らぬ草に blog

管理人:草(そう)

・赤レンガ倉庫 /やさしい声 /大貫妙子。ハナレグミ 

 

 

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 ふと思い立ち、おでかけ。 きょうは寒そう。タートルネックを着ていこう。

 最寄り駅で、停車していたバスの運転手さんに、目的のバス停を尋ねる。親切に教えてくださる。


 赤レンガ倉庫。館内のおみやげ屋さんを、さらりと見学。あふれる色彩に、おもわずスマホで撮影。撮ってから気付く撮影禁止の注意書き。 和風のハンカチをひとつ購入。

 フードコートでは、西洋人らしきお客さんをけっこう見かけた。ワールドワイドなのらしい。 フードコートの辺りはサンドイッチやサラダの匂いに満ちていた。

 


 復路のバスの時刻表をみる。あ、夜はないんだ……('_')

 

 帰りのバスに乗り込み、右の中央の二人掛けの席に腰かける。
 走り出したバスのなか、3人連れの中年女性のおしゃべりで華やぐ。 そのなかのひとりの女の人の、やさしくて思慮深く、品のある声に、はっとしてそちらのほうをみる。
 日本人形のような和風の顔立ちに黒髪、色白の頬はふっくら。地味ながらシックでどこか可愛らしい服装。「こんなふうにね、ちょっと飾りのついてるのがいいの♪(^^*)」と言いながら自分の靴を指している。 それはともかく、なにより、やさしげな響きに心ひかれた。 いまの時代、こんなにやさしい声の人がいるのか……と、なにか、宝物を発見したような心地。

 

 帰りの電車。車窓に流れる冬景色をぼんやり眺めつつ、(とりあえずきょうは)ぶじにおでかけできたことを、何かに感謝。

 

 


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大貫妙子 (Taeko Onuki) - 横顔 (Yokogao) | from KENRICK SOUND Tokyo Japan 最高技術&高音質 

 

冨田ラボ  -  眠りの森  feat. ハナレグミ 

 

 

 

 

 

・喪失 /クナイプ /世間はクリスマス /ワム。ポール・マッカートニー 

 

 

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 来年(2019)3月、名も知らぬ草に のサイトは消失する。 なにかこう、ぽっかりと穴のあいたような気持ち。


 土曜。湯舟に浸かる。クナイプのバスソルトユーカリをいれて。


 そういえば世間はクリスマスムード。 

 

 

 

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Paul McCartney  -  Wonderful Christmas Time 

Wham!  -  Last Christmas (Pudding Mix) 

 


名も知らぬ草に
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Sirius/5082/index.html

 

 

 

 

・アンデルセン童話集3 /あの女はろくでなし 

 

 

 

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 このまえ古書店で購入。 アンデルセン童話集3「あの女はろくでなし」(山室静 訳)より抜粋。

 


 「あの方がなくなりましたか!ほんとうにいい方でした。神さまだってあんな方は、そうたくさんはごぞんじないでしょうよ」
 そう言っているうちに、涙が頬をつたって流れました。「ああ、どうしたのかしら?目まいがする____ 一びんすっかり飲んでしまったからだわ。わたしはこんなには飲めないんだもの。____とても気分がわるい!」 こう言って、そばの板がこいにつかまりました。


 「おや、ずいぶんわるそうですね」と、マーレンおばさんは言いました。「なに、じきによくなりますよ。____いや、いけない! あんたはほんとに気分がわるいんだ!家へ帰った方がいい。わたしが連れていってあげます」
 「でも、洗濯物が!」
 「それはわたしが引受けますよ。さあ、わたしの腕につかまって! 坊やここにのこって、しばらく番をしていてもらいましょう。わたしがもどって来て、のこりは洗います。あとはいくらもないんだもの!」


 洗濯女の足はふらふらとよろけました。
 「あまり長く冷たい水の中に立っていすぎたんだわ! それにけさからまだ、水一ぱい、パンひときれも口に入れてないんです。からだに熱がある! おお、イエスさま! どうぞ家まで帰る力をお与えください! それから、かわいそうなこの子を!」
 こう言って母親は泣きました。
 男の子も泣きましたが、すぐ、川岸のぬれた洗濯物のそばにひとりですわって、番をしました。
 おばさんと、足のふらふらする洗濯女とは、ゆっくり横町をのぼって行きました。

 

 

 (中略)
 母親はやっと正気にかえり、自分の貧しい家に連れていかれて、ベッドに寝かされました。
 親切なマーレンさんは、バタと砂糖を入れたビールをいっぱいあたために出て行きました。おばさんは、これがいちばんよくきく薬だと信じていたのです。
 それから洗い場へ行きました。洗濯物のすすぎ方はへたでしたが、でも思いやりからしたことです。そうはいっても、ほんとうはぬれた洗濯物を岸にひきあげて、桶の中に入れただけですがね。

 


 夕方、おばさんは洗濯女の貧しい部屋にすわっていました。
 おばさんはジャガイモの焼いたのを二つ三つと、上等のハムをひときれ、町長さんの料理女のところから、病人にもらってきてやりました。それは男の子とマーレンさんとでおいしく食べました。
 病人はそのにおいをかいで、それだけでも滋養になるといって喜びました。


 やがて男の子は、寝床にはいりました。それは母親の寝ている同じベッドでした。ただ母親の足の方に、ななめに横になったのです。そして、青と赤のひもをぬい合わせた、古い毛布にくるまりました。
 洗濯女は、いくらか気分がよくなりました。あたためたビールが力をつけ、おいしい料理のにおいがききめがあったのです。
 「ありがとうございました。あなたはなんて親切な方でしょう!」と、母親はマーレンさんに言いました。

 

 

 

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Quincy Jones & Toots Thielemans  -  "Velas"  

 

 

 

 

 

・早くに目覚めて /愛すること。うつくしい 

 

 

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 昨夜。10時頃に寝入り、今朝は3時に目覚めた。ふと思い立ち、ファーストアルバムから四曲を聴く。けっこうな音量で。


 言葉がどうとか意味がどうとかより。この音の。この声の響きがすきなのかも。 
 初めの頃は言葉の意味を理解しようとか、その源泉を追求しようと苦心していたけれど。 そんなわたしの愚かさもいまとなっては微笑ましい。
 この響きそのものが真理。 ようやく気付いた。 この声に包まれたらいいのらしい。 ただそれだけで幸福。 


 つづいて、三枚目のアルバムの四曲目を聴く。 左耳をひらいて聴く。 残響音までも素敵。 

 

 

 そして思い至る。 対象がなんであれ。方法がどうであれ。
 愛すること自体がうつくしい。

 生きることは愛すること。かもしれない。

 愛のもとに。 愛から生まれ、愛へと還る。 すべてはひとつ。

 

 

 

 

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(※英訳 /響きそのもの /愛のもとに)

I decide suddenly and listen to four songs from the first album. By the good volume.
A word, the meaning of how is it, how is it and, more. The one of this sound. A ring of this voice may be a favorite one.
I understood the meaning of the word and one around first was taking pains in order to pursue the source. Since such my stupidity will be also now, warmly.
This, it sounds, itself is truth. I noticed finally. Appropriate for should be wrapped in this voice. I'm happy only with that freely.


And I realize. A target be what. A way be how.
To love, it itself is beautiful.

Love to live. Duck isn't known.

Down love. I'm born from love and return to love. Everything is one.

 

 

 

 

 

・映画 大脱出  ※原題/ESCAPE PLAN 

 

 

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 きょう観た映画。「大脱出」 2013年、アメリカ。 出演:シルベスター・スタローンアーノルド・シュワルツェネッガーサム・ニールファラン・タヒール、ジム・カヴィーゼル 


 あらすじ:稀代の脱獄王レイ・ブレスリンは、難攻不落の監獄船から脱出できるのか??

 

 まだ二十回くらいしか観ていないけれど。 不屈の心を忘れそうになったら観ている。 


 感想。悪役のホブス所長がいい。悪役のいい映画はおもしろい。 ファラン・タヒール演じるジャベドとの友情も◎。 シュワちゃんの殺気。 スタローンのタフさを見習いたい。


 あと。ジム・カヴィーゼル。 す すてき。 こんな方から「君はもう わたしのものだ。」とか言われたらどうしよう……(*v.v)  ←ないない。一生ない。安心なさい。

 

 

 

 

・インスタグラムで /南アフリカのラジオ局 /ジョナサン・バトラー 「ぼくは裸足だったんだよ」 /ステーヴィー・ワンダー。For Once in My Life 

 

 

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 画像は。いつかの牛丼。 牛丼のときは、たまねぎを繊維に対して、縦に切る。 つゆだく。甘口。 かきこんで召し上がれ。

 

 

 インスタグラムで、なぜか南アフリカのラジオ局との巡りあい。さらに驚いたのは、そのラジオ局の写真をちょっとみてみたら、ジョナサン・バトラーらしき画像が。 え。えーっ(@_@)

 

 

 ジョナサン・バトラー。 左利きのギター。彼の尊敬するというスティーヴィー・ワンダーのような純朴な歌声。

 ジョナサン・バトラー南アフリカ共和国の出身。 当時の南アフリカでは、白人による黒人への人種差別がひどく。白人のラジオ局では白人の音楽、黒人のラジオ局では黒人音楽しか放送されていなかった。
 そんななか、白人のラジオ局で、唯一、(黒人である)ジョナサン・バトラーの曲だけは放送されたという。

 

 子供時代から兄弟と音楽グループで活動して世界中を旅してきたジョナサン・バトラー
 CDの解説文にはこうあった。 「はじめてステージで歌ったとき、ぼくは裸足だったんだよ(^▽^*)」
 当時、南アフリカの黒人たちにとって靴は貴重なもので、特別なときにしか履かなかった。
 彼は、はだしで人種の壁をこえたのらしい。

 

 

 


Jonathan Butler  -  Lies  ※ジョナサン・バトラー

Jonathan Butler / Holding On  ※ホールディング・オン

Jonathan Butler  Going Home


Stevie Wonder   For Once in My Life  

 


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草(そう)のインスタグラム (動画あり) 
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