名も知らぬ草に blog

管理人:草(そう)

・「タイタニック」 /生き別れ、死に別れ 

 2021.5.14 テレビで放送された映画「タイタニック」をみた。 ローズに品が感じられなくて、いまひとつ入り込めない。
そのあとツイッターで「ジャック(船上で出会い、情熱的にローズと恋愛した)と、キャル(ローズの婚約者。とてつもないダイヤの首飾りをローズに贈った。)とのことは、ローズ(ヒロイン)の思い出補正はいっているのでは?」という誰かの呟きをみて、あぁ、それはあるかもと頷く。
ふっと、「生き別れはいいけど、死に別れはだめだ。」という岩手の祖母の言葉が浮かんだ。 それは母から聞いた祖母の言葉だけど、もし女が、前妻のいた男と結婚するなら、という話。 前妻と生き別れた男ならいいけれど、前妻と死別した男は亡くなった前妻を、時がたてばたつほど美化して想うから、という意味。
思い出は(自分にとって都合のいいように)美化されがちだものね。


 2021.5.15 とあることを思い出しかけて(音楽を汚されそうになった)、気分が下降。
気分を変えようと、ドラマ「きのう何食べた?」をみながら、ふと思う。 無邪気で純粋なひとがすき。 自由奔放とかではなくて。 やさしさと思慮深さがあるうえで、心の奥に純粋さをもっている。そんなひとがすき。

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 ツイッター。 どこが良いとかより、なぜか心にとまる。 こんなことがたまにある。
言葉は同じ日本語で50音なのに、他のひととはちがう。 なにがちがうんだろう。


 このごろ。気付くと窓の外が白んでいたりして。
 夜がみじかい。