名も知らぬ草に blog

管理人:草(そう)

・つなわたり /野田ともうします。/結界を /ガンバレルーヤ、滝藤賢一 /サンボマスターとアポロシアター /うれしいと光る /印象的な握手 /お腹のピンチに、陀羅尼助 

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 なんだか綱渡りをしているような気分。ちょっとでも気をゆるめたらそっち側に落ちてしまいそうな。


 野田ともうします。DVD、シーズン3。 第10話「その言葉に、真実はありますか?」、第15話「そのとき、心がひとつに。」 そこはかとなく可笑しい。 いまのわたしのいちばん必要としていたのは これだったのかな。どうかな。

 禍福はあざなえる縄のごとし。とりあえず音楽とメンタームで結界をはっておこう。


 テレビから。 ガンバレルーヤのよしこは清楚で可愛い。とひそかに思う。ハイジみたいなほっぺ。 色も白くて肩にかかる髪はつやつや。平安のお姫様みたい。
 尼神インター(あまこうインター)の渚(なぎさ)がすき。(不機嫌とかではなく)テンションの低いひとっていいな。
 ドラマ「探偵が早すぎる」 探偵役の滝藤賢一がおもしろかった。 空腹のあまり道にパッタリたおれてしまうとか。食べるとき、ゆーっくり口へいれるところとか、可笑しくて、ふふっ。


 はるか昔。1990年2月。所ジョージのディナーショー。高層ビルのホテルの会場で催された。あれはバレンタインの夜だった。 所ジョージがギターで弾き語りをするのだけど、「え、所ジョージって歌う人なの?」とびっくりして。
 「これね。ささくれの歌です。」ささくれ?? 「♪こっちの指先の ささくれを むいたら 」むいたら? 「あらららら……」(右手から、頭のうえをとおって、左手へ)「そっちまで むけてしまったあ あぁあー♪」 あるあるある。あの感じがわかるんだ!?所ジョージもそうなんだ。それを歌にしちゃうんだ(@_@) すごいすごいすごい。っていうか可笑しい……。と、いっぺんにファンになってしまった思い出がある。
 ディナーショーでは、ステージにむかって絶妙なタイミングでかけ声をする中年女性がいて(たしか、そのたびに立ち上がってた)、もしかしてもしかするとあの人、所ジョージの全国ツアーもほとんど観にいってるのかな。 そっか。ディナーショーって演じ手が独りぼっちでいるんじゃなく、観客参加型のほうが楽しいんだなぁ。

 

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 サンボマスター。将来きっと、日本だけでなく、世界へと飛びだしていくだろう。あの音楽は、人種も年齢も言葉の壁をもかるがると越えて、ひとりひとりの胸に届くだろう。
 あの曲が初めて深夜のラジオから(RYUさんの「ソウルトレイン」)聴こえてきたとき、わたしはおもわずラジカセ本体の音量ツマミを最大にして(ふだんはイヤホンの途中にあるダイヤルで調節する。本体のツマミをさわったことは、あとにも先にもあの一度だけ)全身を耳にして聴き入り。そして、ワンコーラスの終わり(一番)「僕は ぼくは 言葉にならないからギターを弾くわけですよっ。」からのラストのあの稲妻ギターに脳天から心臓からひとすじにつらぬかれて、わたしはフリーズしてしまい。その曲が終わってからも『??!、??』と、驚きのあまりワナワナふるえたまま、とまらなかった。 これは、わたしのためだけに歌っているんだ。という気がしてならなかった。 ←超かんちがい(^o^;) ごめんなさい。

 いつか、アポロシアターでの演奏をするだろう。あのステージで、アメリカ国家をアカペラで歌ったら。きっと観客のみんなが感激して、ブラザー&シスターたちによる大合唱になって、スタンディング・オーベイションとなる光景が、わたしにははっきりとみえる。 そしてライブ後のサイン会では「you are amazing!」「marvelous.(マーヴェラス:驚くべき・すばらしい)」とか言われちゃって。感動さめやらないお客さんから思いっきりハグされちゃったりするんだろうな。 むこうの人はフレンドリーだから。
 山口さんの和音のおもむきをもつ声は。高音と低音が同時に響いているような。ポリフォニック・ヴォイス(←わたしが勝手にそう命名した)。 あの声には人の心を動かす力がある、と思う。言葉がちがってもきっと伝わるはず。
 これまで色んなライブや音楽番組を観てきて思ったこと。観客をよろこばせることもだけど、まず演じ手自身が楽しむことが大切かも。 自分から楽しくなる→その空気が客席に反映されてみんなも楽しくなる。みたいな。たのしい気分はうつる。 あと、うれしいと人は光る。という発見。ライヴもコンサートも、若い人から年配の方々まで、お客さんみんな光ってた。


 握手で印象的だったのは、ギュっと握る /両手でお客さんの手を包む /握ったまま、念押しするように、上下にぶんぶんと振る /握手しながら、ついでに肩や腕をかるくポンポンとたたく、など。 フレンドリーなおばさまとか熱血な政治家とかベテラン演歌歌手みたいに、アツイ握手をすると、ファンはもっとファンになる。神対応っていうのかな??さらに好印象をもつ。 握手をもとめてくるファンはふれあいたいのだから(もしくは遠くからそっと応援したい。握手なんて、迷惑かもしんないし、おそれおおいし、恥ずいし、うれしいし)。
 おっかなびっくりな握手だと、『わたしのことキライなのかな? うざかったかな?? あの人つかれてるだろうに、やっぱり迷惑だったかも……(+_+) 』とファンは帰り道に、独り反省会をひらいてしまったりする。どのみち反省会になるけど。 おそるおそるの握手も、それはそれでいい。「あぁ、きっといい人。シャイなんだな(^^*)」と良いほうに理解する。ファンはそんなことでキライになったりはしない。握手してもらえただけでうれしい。


 もしもアメリカに行ったなら。おいしくない巨大ハンバーガーやこってりしたピザを食べすぎてお腹をこわすかもしれない。 陀羅尼助(だらにすけ)をもっていくといいかも。正露丸のような漢方薬で、一回に30粒?のむの。なんにでも効くらしい。乗り物酔いにも?
 おいしくない、と書いてしまったけど。現地で食べるものは何でも美味しい。 それなりに。おいしかった。

 

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 9.27木曜夜。うっすらと寒い。 ベッドに入るまえ。あたたかい白湯を。今夜からおやすみ用もこもこくつしたも。


 28金曜。深夜。モーニングを手にとってもどし、ターコイズブルーのBICライターを購入してコンビニの帰り、暑くも寒くもない夜風にキンモクセイ。やわらかい闇に香りが澄みとおる。