名も知らぬ草に blog

管理人:草(そう)

・宝塚 /ベルサイユのばら /なぜか、の答え /田辺聖子 

 

 

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 先日。友人に会うまえにお化粧品売り場でアイライナーとマスカラをちょっと試し塗りしてから行ったら。「、宝塚?('_')」といわれてガーンとなる。 お化粧ってむずかしいな(+_+)

 

 それでふっとベルばらを想起。

 「ベルサイユのばら」(池田理代子)は、リアルタイムで読んでいた。単行本を買うためのお小遣いがなかったので、図書館の子供室に通って「ベルサイユのばら」を何度も何度も読んだ。


 フェルゼンよりアンドレのほうが好み。ルイ16世(マリー・アントワネットの夫)もいいな。


 マリー・アントワネットがまだ初恋もしらない少女時代にオーストリアからフランスの皇太子へと嫁ぐ(政略結婚)。

 (たしか、オーストリアとフランスとの国境線で)お嫁入りのときに、「ここから先はフランス製のものしか身に着けてはなりません」といわれて、一糸まとわぬ姿にされるのが印象的。 そのときのマリーの驚きと心細さを、まるで自分のことのように感じた。

 


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 なぜかわからないけど、そうなってしまった。というところに、ほんとうの何かがあるような。

 そうせずにはいられない何か。 その辺りが答えになっているのかな。

 でも。真実はまたべつのところにあるような気もする。

 わかるのはきっとあとになってから。 それはそのときどきの気分しだいで変わったりもする。 


 そうだ、田辺聖子の本に(「苦み(ビター)を少々」)こんな言葉があった。
「人生に起こるすべてのできごとは単なる素材にすぎなくて、……(このあと失念^^; )」

 

 

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ベルサイユのばら OP 薔薇は美しく散る 

 

 

 

 

 

・黒豆 /お雑煮 

 

 

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 黒豆は12月30日につくった。お昼の一時に煮はじめて夕方四時に火をとめた。
 今回は黒豆500グラムにたいしてお砂糖(三温糖)を350くらい入れた。 例年より甘めになった。

 

 大みそか。昨夜は11時すぎに年越しそばを食べてすぐにベッドに入り、そのまま寝落ち。

 


 元旦。朝7時半に目覚め。 お雑煮つくりにとりかかる。鶏肉にちょっとだけ血がついていてびっくり。もしかしてニワトリにも赤い血が流れているのかな??('o') 鶏肉は切り身しかみたことないから……。

 

 わたしのお雑煮は東京風。おつゆはすまし汁。具は大根、にんじん、鶏肉。刻んだ三つ葉とゆずを添えて。
 ことしは薄味にした。 おもちを三つ焼いて、おつゆにひたして、はふはふ。 あぁ、このゆずと三つ葉の香り……新年って感じだなぁ。

 

 

 

 

・黒豆 /年末によせて /松任谷由実 

 

 

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 29日夜9時。沸騰して火をとめたお湯に、黒豆をひたす。 あす煮るつもり。
 黒豆の袋の裏に、「豆の硬いうちに砂糖を加えると、それ以上やわらかくなりません。」とあり、計量した砂糖をあわてて引っこめる。ことしは三温糖をつかう。きび砂糖やパルスイートは経験あるけれど。三温糖は初めての試み。 うまくできるかな……。

 

 昨夜。年賀状を書いて、赤いポストの「年賀郵便」のほうに投函。
 

 

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 「名も知らぬ草に」を読んでくださった方々、ありがとうございました。ここまで続けられたのは、訪れてくれる方がいたからです。

 自分や身近な人のために書く日もあれば、読んでいるのかもわからないあなたに向けて書いたこともありました。 このサイトは私だけのものではなく、訪れてくださる人達のものでもあるような気がします。

 心から感謝します。では、よいお年を。

 

 

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Best Audio diva  - A HAPPY NEW YEAR - ※松任谷由実 

  

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 以前のサイト 名も知らぬ草に は、2019年3月に消失します。 長らくのご愛顧をありがとうございました。
 このブログは今後もつづく。 かな? どうかな。

 


名も知らぬ草に
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Sirius/5082/index.html

 

 

 

 

 

・赤レンガ倉庫 /やさしい声 /大貫妙子。ハナレグミ 

 

 

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 ふと思い立ち、おでかけ。 きょうは寒そう。タートルネックを着ていこう。

 最寄り駅で、停車していたバスの運転手さんに、目的のバス停を尋ねる。親切に教えてくださる。


 赤レンガ倉庫。館内のおみやげ屋さんを、さらりと見学。あふれる色彩に、おもわずスマホで撮影。撮ってから気付く撮影禁止の注意書き。 和風のハンカチをひとつ購入。

 フードコートでは、西洋人らしきお客さんをけっこう見かけた。ワールドワイドなのらしい。 フードコートの辺りはサンドイッチやサラダの匂いに満ちていた。

 


 復路のバスの時刻表をみる。あ、夜はないんだ……('_')

 

 帰りのバスに乗り込み、右の中央の二人掛けの席に腰かける。
 走り出したバスのなか、3人連れの中年女性のおしゃべりで華やぐ。 そのなかのひとりの女の人の、やさしくて思慮深く、品のある声に、はっとしてそちらのほうをみる。
 日本人形のような和風の顔立ちに黒髪、色白の頬はふっくら。地味ながらシックでどこか可愛らしい服装。「こんなふうにね、ちょっと飾りのついてるのがいいの♪(^^*)」と言いながら自分の靴を指している。 それはともかく、なにより、やさしげな響きに心ひかれた。 いまの時代、こんなにやさしい声の人がいるのか……と、なにか、宝物を発見したような心地。

 

 帰りの電車。車窓に流れる冬景色をぼんやり眺めつつ、(とりあえずきょうは)ぶじにおでかけできたことを、何かに感謝。

 

 


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大貫妙子 (Taeko Onuki) - 横顔 (Yokogao) | from KENRICK SOUND Tokyo Japan 最高技術&高音質 

 

冨田ラボ  -  眠りの森  feat. ハナレグミ 

 

 

 

 

 

・クリスマス

 

 

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 キリスト教徒ではないけど。

 メリークリスマス。

 

 

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Chris Rea  Driving Home For Christmas (1986) 

 

Do they Know it's Christmas /  Band Aid 1984

 

Christmas Eve 2018  山下達郎  

 

 

 

 

 

・喪失 /クナイプ /世間はクリスマス /ワム。ポール・マッカートニー 

 

 

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 来年(2019)3月、名も知らぬ草に のサイトは消失する。 なにかこう、ぽっかりと穴のあいたような気持ち。


 土曜。湯舟に浸かる。クナイプのバスソルトユーカリをいれて。


 そういえば世間はクリスマスムード。 

 

 

 

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Paul McCartney  -  Wonderful Christmas Time 

Wham!  -  Last Christmas (Pudding Mix) 

 


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・アンデルセン童話集3 /あの女はろくでなし 

 

 

 

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 このまえ古書店で購入。 アンデルセン童話集3「あの女はろくでなし」(山室静 訳)より抜粋。

 


 「あの方がなくなりましたか!ほんとうにいい方でした。神さまだってあんな方は、そうたくさんはごぞんじないでしょうよ」
 そう言っているうちに、涙が頬をつたって流れました。「ああ、どうしたのかしら?目まいがする____ 一びんすっかり飲んでしまったからだわ。わたしはこんなには飲めないんだもの。____とても気分がわるい!」 こう言って、そばの板がこいにつかまりました。


 「おや、ずいぶんわるそうですね」と、マーレンおばさんは言いました。「なに、じきによくなりますよ。____いや、いけない! あんたはほんとに気分がわるいんだ!家へ帰った方がいい。わたしが連れていってあげます」
 「でも、洗濯物が!」
 「それはわたしが引受けますよ。さあ、わたしの腕につかまって! 坊やここにのこって、しばらく番をしていてもらいましょう。わたしがもどって来て、のこりは洗います。あとはいくらもないんだもの!」


 洗濯女の足はふらふらとよろけました。
 「あまり長く冷たい水の中に立っていすぎたんだわ! それにけさからまだ、水一ぱい、パンひときれも口に入れてないんです。からだに熱がある! おお、イエスさま! どうぞ家まで帰る力をお与えください! それから、かわいそうなこの子を!」
 こう言って母親は泣きました。
 男の子も泣きましたが、すぐ、川岸のぬれた洗濯物のそばにひとりですわって、番をしました。
 おばさんと、足のふらふらする洗濯女とは、ゆっくり横町をのぼって行きました。

 

 

 (中略)
 母親はやっと正気にかえり、自分の貧しい家に連れていかれて、ベッドに寝かされました。
 親切なマーレンさんは、バタと砂糖を入れたビールをいっぱいあたために出て行きました。おばさんは、これがいちばんよくきく薬だと信じていたのです。
 それから洗い場へ行きました。洗濯物のすすぎ方はへたでしたが、でも思いやりからしたことです。そうはいっても、ほんとうはぬれた洗濯物を岸にひきあげて、桶の中に入れただけですがね。

 


 夕方、おばさんは洗濯女の貧しい部屋にすわっていました。
 おばさんはジャガイモの焼いたのを二つ三つと、上等のハムをひときれ、町長さんの料理女のところから、病人にもらってきてやりました。それは男の子とマーレンさんとでおいしく食べました。
 病人はそのにおいをかいで、それだけでも滋養になるといって喜びました。


 やがて男の子は、寝床にはいりました。それは母親の寝ている同じベッドでした。ただ母親の足の方に、ななめに横になったのです。そして、青と赤のひもをぬい合わせた、古い毛布にくるまりました。
 洗濯女は、いくらか気分がよくなりました。あたためたビールが力をつけ、おいしい料理のにおいがききめがあったのです。
 「ありがとうございました。あなたはなんて親切な方でしょう!」と、母親はマーレンさんに言いました。

 

 

 

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Quincy Jones & Toots Thielemans  -  "Velas"