2019.10.22 即位礼/正殿の儀 の中継映像を録画して見た。
30年前の平成になったときの即位の礼の模様をYOU TUBEで数日前に予習。
女性皇族の方々が十二単で登場するところを真剣にみた。髪は「おすべらかし」(ひな人形のような姿)。 秋篠宮妃殿下:紀子様につづいて紀宮様(のりのみや/現:黒田清子さん)が進んでこられるのをみて「おぉー」と感心した。一歩一歩を感じさせない動きで、ツツーっと糸で引かれるように進む。さすが日本舞踊を習っていたというだけあるなぁ。 それに、紀宮様のお顔はもちろん、そのたたずまいからもう、気品に満ちていて圧倒される。
30年前の天皇は、皇居の松の間に至る廊下を歩いて登場したけれど。
今回の天皇は、皆からは見えないように高御座(たかみくら)の後ろから登場して、侍従たちが高御座の帳(とばり)をひらくと、初めて天皇のお姿が見える、という仕組み。 帳(とばり/カーテン)は深い紫色で、やはり紫って高貴な色なんだなぁとひそかに納得。
つぎは何十年後かわからない。たぶんわたしが見ることができるのは今回が最後だろう。