名も知らぬ草に blog

管理人:草(そう)

・音楽に勝てる? /「電車、とまらねぇかなぁ」 /逆うらみ /解脱の友人 /投影 /プリンスさま 

 


 由紀さおりの「ルームライト」→帰り道→と連想して思い出した。
もう時効かも。 とりあえずメモとして。


かなり年下の男子、P。
 初デートの帰りの電車のドア横でPはわたしを守るように、いまどきの言葉でいうと「壁ドン」?
ドア横に立っているわたしをかばうように、向かい合わせで立っているPは両腕を壁についていた。
あと一駅でわたしが降りる、というときに、Pがこう呟いた。
「あー。このまま、電車とまらねぇかなぁ……」 矢沢永吉でいうと「時間よとまれ」?
彼はそういって、くやしそうに唇をかみしめていた。
「??」 わたしはもう、とっとと帰って独りで音楽ききたかった。 デートは楽しかったけれど、内容、すっかり忘れちゃった。
音楽に勝てる男なんていないお(^o^*)


 Pはチャット仲間だった。
オフ会で初めてリアルに会った。その翌朝、いきなり告白してきた。
「わたしのどこがよかったの??」「すべて。」 や、具体的に知りたいの。
それまでPは単なるチャット仲間として、世間話や天気の話をしたりする、ふつうの友人だった。
そのPがオフ会の翌朝から急変した。その頃告白してきた男子たちの4?5人目だったか、よくおぼえていない。


Pha、大学院の研究室で物理学?素粒子?を学んでいた。
親からの仕送りが少ないのか、深夜のコンビニでアルバイトをがんばっていた。
 頭がよくて、まじめで、純粋でひたむきで。 面倒見もよくて、みんなの頼れるお兄さん的な。
 でも、逆恨みしてきた。サイテー。思い出すだけで、うぇっとなる。

 

 もちろん、はじめにキッパリ断った。
「わたし、彼氏いるし(彼氏も一緒にチャットに参加していた。みんなの公認のカップル)。 彼氏がいなくても、あなたは年下すぎて申し訳ない。」
P: 「それでもかまわないっ!」 「貴女しかいない」 「もう頭の中が、何をしていても、キミでいっぱい」
わたし: 「気のせいよ。」 「(はしかみたく)3日もたてば忘れるでしょ(^^)」


「一度だけでも、デートできたら、貴女をあきらめるからっ!」
というPに押し切られ、しぶしぶ初デート。
お茶をして、山下公園?を散歩して、(なにかの記念?)ふたりでプリクラとった。
ただそれだけの、清純なデート。 もちろん手もふれていない。
その帰り道の(壁ドンみたいな体勢で)「電車、とまらねぇかなぁ」だった。
デートの詳細は翌日にはすっかり忘れてしまった。


 それで済んだと思ったら、Pはますますわたしに執着するようになった。
P以外の男子たちからも、長いメール(ラブレター的な内容)やメッセ(二人きりで会話できる、個人的なチャット)が次々ときて、わたしはその対応に追われていた。
いったいわたしのどこを好きになったの?と訊いても、男子たちは一様に「すべて」とか「可愛い」とか「○○が、○○だから」、と曖昧な答えで、わけがわからなかった。
「あなたの犬でよければポチと呼んでください(^^*)」 「ぼくを捨てるなら殺して。」
なにそれ。犬って何よ。 そもそもそんな犬、拾ったこともない。

 

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 友人M 「おまえ。モテすぎじゃね?笑」
わたし 「あの人たちが勝手にさわいでるだけよ。」
つれづれ考えてみると。
男子「好きだ。」 女子「ありがとう(^o^)」 あの一言で、男子のなかでは物語がはじまってしまうのらしい。
ありがとうって、単なるお礼、社交辞令なのに。
勝手にはじめないでよ。ありえない(>_<)


 ともかく、Pの期待に沿えなかったわたしは Pから激しく憎まれ、恨まれた。
Pおよび部外者の人間(いつものメンバーではなく。Pがこのために集めてきた男女)による、わたしをバッシングする集会も開催された(+_+)


 あの地獄絵図から救いだしてくれたのが友人M。
ふいに登場して。 たった一言で事態を片付けた。 あのときはあれが最良の方法だった。
いまは、Mに感謝している。 なにげにヒーロー。騎士ですか?と思った。

 

 このMが「(げだつ)解脱の友人」。
なぜ解脱かというと、あるとき世間話をしていたらMが「うむ。解脱も近いな。」というので「解脱ってなによ 笑 」と笑ってしまったのだった。
十歳も年上のわたしや妹を「おまえ」呼ばわりするけれど、Mのキャラクターならなぜかゆるせてしまう。
M。頭がよすぎて、つきぬけていて、独特の空気で、なんていうか、可笑しなひと。ふふっ♪(^▽^*)

 

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 このまえ知った「投影」。
 「相手からの投影に気付いたら」というサイトより。(メモ)

「相手は勝手に投影(願望、幻想)してくる」
「(相手は)みたいものをみているだけ」 「幻想は、いつか破れます」
「 「それはあなたの願望であって、わたしの願望ではありません」と、相手からの投影は、そのまま相手に返すこと。」


よく音楽のレビューで「こんなの○○じゃない!」「○○はもう終わった」などというコメントもそうかも。
相手が自分の願望どおりにならなかったとき、期待を裏切られたような気がして、相手を責めてしまう。ということかな?
投影されても、どうするかは自分の自由。 これが重要。

 

 

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とりあえずメモだけして、供養?しておく。 なーむー。チーン。
そうそう、お線香つけよう。 お盆だし(^^*)

 

プリンスでも聴こう。「Lets go crazy」
あぁ、プリンスさま。 紫色の貴公子。
どうかわたしの闇につばをお吐きになって。

 

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(上記のことではなく、ふと思う。)

好かれても嫌われても不自由。


なんでもない草になって 森の奥で眠りたい

 

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YOUTUBE /


Prince & The Revolution - Let's Go Crazy
https://www.youtube.com/watch?v=aXJhDltzYVQ


Marlena Shaw - Feel Like Makin' Love
https://www.youtube.com/watch?v=RK326HjaNTA