名も知らぬ草に blog

管理人:草(そう)

・映画「スローガン」 /フレグランス /「シャルロット・フォーエヴァー」 /鏑木清方の 

 

 


 ふと思い出して。セルジュ・ゲンズブールジェーン・バーキンの「スローガン」と、シャルロット・ゲンズブールの「シャルロット・フォーエバー」。
あぁ、フランス映画を観たいかも。


 「スローガン」。裸足になって踊るバーキンが無邪気ですてき。
映画の「スローガン」は、かなりほろ苦いけれど。

 

 シャルロット・ゲンズブールを初めて知ったのは、ぐうぜんテレビでみた「なまいきシャルロット」。
とにかくもう可愛くて、どうにかなりそうだった(^^*)
「なまいきシャルロット」の、ピアニストのお友達のコンサートへ行くときの、胸が深くV字になっている小花柄のワンピースが素敵で、シャルロットの華奢な身体にとても似合っていて。 あんなワンピース、いつか着てみたいなぁ、と憧れていた。
数年後、ローラ・アシュレイのお店で、シャルロットのあのワンピースにそっくりなドレスと出逢い、即座に購入。
上品な花柄で、V字に襟があいていて、パフスリーブで(ちょうちん袖)、ウェストのうしろがおリボンになってるの(゚ー゚*)
 とっておきのおでかけのときにだけ着て、一回着るたびにクリーニングにだしたりして、それはもう大切にしていた。
あのワンピース、どこにしまったかなぁ。 捨ててはいないはず。 大切すぎて、もう着ることはないだろうけど。ちょっとだけとりだして、ウットリと眺めたいなぁ……(^o^*)

 

 「なまいきシャルロット」では、ラストに、妹のような女の子に(病弱で、すぐ鼻血をだして倒れちゃう)、シャルロットは愛用の香水(「ブルー・ムーン」だったかな?)をその子に贈る。
そういえば、フランスの人たちは、服をきていないときでも、フレグランスだけはつけていると、何かで聞いたか読んだか。
あ。マリリン・モンローの言葉を思い出す。 →「シャネルの5番を着て寝るの」
そうそうフランス。 フランスの人は、男も女も、幼いころから自分だけのフレグランス(香水とか、アロマとか、なにか香りのもの)を身にまとっているらしい。

 

 「シャルロット・フォーエヴァー」 たしか、シャルロットの父親であるセルジュ・ゲンズブールが監督してつくった映画。
シャルロット、顔、小さい(@_@) どうしよう可愛いすぎる。 シャルロットのあどけなさと、小さな白い花のように儚げな(はかなげ)、この感じがたまらない。
 セルジュの、あえて短めの黒い革の手袋(特注したのかな)が、なんともいえないくらい色っぽい。 え、エロい。(>_<)……と、ひそかに赤くなったりして。 ふぅ(+_+)
 この場面をみて思うのは。 セルジュ以上にシャルロットを愛してくれる男なんて、いないのでは。
まぁ、父の、娘への愛って、そういうものかも。

 

そういえば。鏑木清方(かぶらき・きよかた)の「朝涼」だったかな?
 早朝の、白い蓮が咲く池のほとりを娘と散歩しているとき、彼は娘の横顔に神を感じたのだろう。と、昔の読売新聞の日曜版の別紙では、そう解釈されていた。
清新な空気のなかをそぞろ歩いていたこのとき。娘は自分の三つ編みの髪のさきを、(おそらく無意識に)か細い指でもてあそび、何を想うのか想わないのか。 その姿に、誰も、けっしてふれてはならないような純粋と神聖さを、彼は(鏑木清方)感じたのかも。 
神は細部に宿る。といったのは誰だったかな。
日常のなかにも、もしかしたら。 森や木や水や、一冊の古い本や……、すべてのなかに、神的なものが存在するのかしら。
なんかまたおかしな方向になってしまった^^; ごめんなさい(ノ_・。)

 


______________
YOUTUBE /

Slogan
https://www.youtube.com/watch?v=yfD9-BYJBvo

Charlotte Gainsbourg "César du meilleur espoir féminin 1986"
https://www.youtube.com/watch?v=UswYwCCZjQo

L'éffrontée /なまいきシャルロット
https://www.youtube.com/watch?v=R50T3a7aIlM

Charlotte & Serge Gainsbourg - Charlotte for Ever (1986)
https://www.youtube.com/watch?v=feG4z6IMNfk