名も知らぬ草に blog

管理人:草(そう)

・映画。大脱走 /15インチの白黒テレビ /父「カッコイイでしょう(^▽^*)」 /no name grass. /反映をこころみる /ワイハイ。話すのは苦手。 /眠れない /忘れらんねえよ。踊れひきこもり /ビートルズ

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 大脱走。 1963年?の映画。 ドイツ軍に捕らえられ、捕虜収容所のイギリス兵たちとアメリカ軍のヒルツ大尉の、壮大な脱走を企てるというストーリー。
 きびしい拷問にかけられたすえに、捕虜収容所へやってきたイギリス軍の将校(役名は、ラムゼイ大佐、だったかな? 失念。)。 「決して、脱走を計画することのないように。」と言い渡した、収容所の所長に、イギリス将校はこう応える。「脱走することも、われわれの任務です。」

 

 イギリス兵および連合軍の捕虜たち250名の脱走という破天荒な計画。(どれかがドイツ軍に見つかってもいいように)三つのトンネル。トンネル掘りの達人チャールズ・ブロンソン。トンネルを掘ってでた土は、収容所の前庭にまく。土を耕しながら、ドイツ軍の警備兵にこう言う。「われわれイギリス人は、ガーデニングを趣味としているのです(^▽^*)」
 屈してはいけない。 ヒルツ大尉は、捕まってもつかまっても、あきらめない。「クーラー・キング(独房の王さま)」の異名をもつ精神的にもタフな男。 ヒルツは(スティーヴ・マックイーン)、捕虜生活に耐えられなくなり金網を越えて脱走しようとして見張りの兵隊たちから銃殺されそうになるアイブスを助けるため、敵の兵隊にドロップ・キック(飛び蹴り)をするも。アイブスは撃たれて絶命。 故郷に帰ることはできなかった。
 知恵と勇気とあつい友情。そんな男たちの、命がけの物語。


 あの映画。父が大好きだった。 夜、洋画をみるときは部屋の灯りを消して真っ暗ななか、15インチの白黒テレビで映画を味わった。
 「大脱走」をテレビで放送されるたびに、何度も何度も観ては、「ね!〇〇ちゃん、みんながひとつになってね、すごいんだよ。 このあと、スティーブ・マックイーンが飛びげりするんだ。カッコイイでしょう!(^▽^*)」と、父は興奮して、感動していた。
 子供のころはピンとこなかったところも、いまあらためて観ると、あ、そうか(@_@)となる。この映画にでてくるひと、それぞれに物語があって。ひとりひとりがヒーロー。
 ヒルツ大尉のように。 不屈のたましいをわすれてはならない。 けれど。 /no name grass. 

 

 

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 このまえ気付いた。右の耳がきこえにくいときは左の耳をきれいにする。左の耳がとおらない →右をあれしてみる。 反映をこころみると、意外とすっきりしたり。 反映。? 


 しばらくまえ。ピンポンと鳴って応答したら。「お使いのワイファイはどこのでしょうか」と何かの勧誘。「ワイハイ?」は、わからないんです……と答える。「ワイファイ」の「ふぁ」がうまく発音できなくて。何度ためしても「わいはい」となってしまう。その方はふつうにニコニコとうなづいてくださったものの、ひとり恥ずかった。
 ずっと独りで、誰とも話さない日もほとんどのため。かな? もともとおしゃべりは苦手だった。 それと。わたしの声は小さくて通らない。周りの音や部屋の絨毯や電卓のボタンのすき間にすぅっと消えてしまうような声質。 話すのは苦手だけど。きいているだけならたぶん大丈夫。?


 かたい木の床にひざまづいてキーボードを操っていたので、ひざがもう、限界。
 なにかにしくじったり、つまづくと、自分をせめてしまう(人や、何かのせいにするのはむつかしい)。 うれしいことがあると、どきどきしてしまう。どうしたって眠れない。 そばがらのまくら、なつかしい。
 そういえば毎年、いまころになると金木犀の花びらをあつめてハンケチにくるみ、ポプリのようにして、枕元にこっそり置いて眠ってた。 枕をポンポン三回たたくと、すてきな夢をみれるとか。 おやすみなさい。よい夢を。